何から伝えればいいのか分からないまま時は流れているわけですが、
30代後半で介護をすることになった私と、
70代前半で介護をされることになった母の、
誰かの役に立つかもしれないしそうでないかもしれない話です。
母が寝たきりになったきっかけ
3年前の夏に「暑い苦しい」と母から電話がかかって来てですね、
何度か病院で点滴をしてもらってたんですけどね(診断は熱中症)。
そのまま寝たきりになってしまいましたので、
みんな、クーラーを買ってね!
母は60歳の時に高血圧が原因の脳出血で倒れているので、その影響も大きいかと。血圧が高い人は気をつけてね。脳の血管って切れるよ。マジで。
3ヶ月お風呂に入らない
もともとお風呂嫌いな母ではあったけど、熱中症になってから1度も入浴していない。臭い。
さすがに3ヶ月もお風呂に入らないとかおかしい。入りたがらないのもおかしい。
あれ?これもしかして虐待(ネグレクト)なんじゃね?
私がっ、私がお風呂に入れてあげないとっっっ!!
…と思ったけど、私の力では湯船に入れてあげられない。シャワーだけも昔から「寒い」と言って嫌がっていた母なのでシャワーも無理ぽ。
で調べたところ介護保険とやらを使うと訪問入浴とやらを利用できるらしい。
呼ぶしかないやろ。
介護保険を利用するには
介護保険を使ってサービス(訪問入浴)を利用するには要介護認定が必要らしい。
要介護認定とは、介護保険サービスの利用希望者に対して「どのような介護が、どの程度必要か」を判定するためのものです。
65歳になると、介護保険の加入者であることを証明する「介護保険被保険者証」が交付されます。しかし、介護保険サービスは、この保険証を提示すれば受けられるものではありません。介護保険サービスの利用を考えるのであれば、まず要介護認定を受けて、「要介護」または「要支援」の判定をもらう必要があります。
病院の看護師さんにとりあえず「地域包括支援センター」に行くように言われる。ちなみに安城市の場合はだいたい中学校区に1つずつあるらしいお。
地域包括支援センターとは、介護・医療・保健・福祉などの側面から高齢者を支える「総合相談窓口」です。専門知識を持った職員が、高齢者が住み慣れた地域で生活できるように介護サービスや介護予防サービス、保健福祉サービス、日常生活支援などの相談に応じており、介護保険の申請窓口も担っています。
行ってきたよね。
介護保険被保険者証はお持ちですか?
なにそれおいしいの?
どうやら医療保険の保険証とは別に、65歳になったときに送られていたらしい。しかも要介護認定の申請をする時に必要なものらしい。
え?うそなにそれ?知らんがな(´・ω・`)
65になると介護保険証が送られてくるだけど、要介護状態になるまで10年とか使わないもんだからどっか行っちゃうだわ。うちの親ももれなく無くしただわ。再発行、めんどくさかったわ。
65歳以上のみんな、介護保険証は大切に保管するだよ。おばさんとの約束だよ。
— たそたそ@安城市 (@tasotaso_anjo) May 14, 2019
…そういうわけで市役所に行って介護保険証の再発行してもらったよね。
もうほんとみんな、介護保険証、大切にしてNE!
いざ受けん介護認定
介護認定にはまず「認定調査」なるものがあるらしい。
認定調査…市の職員などが自宅を訪問し、心身の状態を調べるために、利用者本人と家族などから聞き取り調査などをします。
自宅を訪問…だと…!?
焦るよね。だって、
My mother lives in ゴミ屋敷。
介護サービスを受けるには、まず調査員さんの訪問調査が必要だからね。ゴミ屋敷だと調査員さんがベッドまでたどり着けないからね。うちは調査員さんを入れるための掃除だけで何ヶ月もかかったからね。片付けができない親の介護はスタートから出遅れるでね。現場からは以上です。
— たそたそ@安城市 (@tasotaso_anjo) May 13, 2019
…そんなこんなで介護認定を受けるまでに、我が家は何ヶ月もかかってしまったのでありました。
やれやれだぜ。
安城市 介護・高齢者福祉
http://anjo.kaigoweb.jp